サーマルリサイクルThermal recycling

廃プラスチックの回収・燃料化から発電まで、一貫して担います。

サーマルリサイクルの
特徴

01

30年以上の実績

1994年から継続して産業廃棄物処理事業に取り組んできた実績があります

02

廃プラの回収から発電まで

単純燃焼・埋立処分されていたプラスチックをエネルギーとして再利用する「資源循環型発電」

廃プラスチックの回収・燃料化から発電まで

~付加価値の高いエネルギーを供給します~

サニックス環境循環型発電システム

資源循環型発電で、
何が実現できるのか?

廃プラスチック有効利用を推進します

  • 化石燃料の消費が抑制できます。
  • 年間200万トン程度のプラスチックを発電用燃料として使用した場合、年間240万トン程度の石炭の使用(輸入)が抑えられる計算になります。
  • 燃焼時のCO₂(二酸化炭素)排出量が、石炭と比較して15~20%程度削減できます。
  • 最終処分場の残余年数を延ばすことができます。

廃プラスチック
リサイクル・資源循環型発電設備

廃プラスチックリサイクル処理施設(資源開発工場)

充実した設備で、より安全、より確実に。当社が誇る日本最大級の廃プラスチックリサイクル処理施設

当社では快適な社会環境の創造を目指して、より安全性の高い産業廃棄物処理を行っています。廃プラスチックの貯留や処理は、すべて建物内で行い、廃棄物の飛散、流出および騒音を防止しています。また、持ち込まれる廃棄物の分析および検査など、厳重な管理体制のもとで廃プラスチック処理に取り組んでいます。

廃プラスチックリサイクル・資源循環型発電設備
全国15箇所に処理施設があります
最大処理能力300t/日の大型プラント

最大処理能力300t/日の
大型プラント

当社の廃プラスチック処理施設は、1日に最大300トンの処理能力があります。大型の破砕機を備えており、効率的な廃プラスチックリサイクル処理を行っています。

硬質・軟質の専用破砕機を設置

硬質・軟質の
専用破砕機を設置

処理施設に搬送された廃プラスチック類は、分別・破砕された後、プラスチックの性状により各種処理ラインに運ばれます。

各種プラスチック類を処理可能

各種プラスチック類を
処理可能

様々なプラスチック類を処理できるため、排出事業者から発生する廃プラスチック類を一括して回収することが可能です。

資源循環型発電施設

プラスチックをエネルギーとして再生。
世界でも類をみないプラスチック燃料専焼の火力発電所

当社で燃料化したプラスチックを発電施設のエネルギーとして利用する「資源循環型発電システム」を展開しています(サニックスエナジー苫小牧発電所)。石炭と比べて発熱量が高く、CO₂排出量や焼却灰発生が少ないなど、環境負荷も少なく、付加価値が高いエネルギーを供給します。

プラスチックをエネルギーとして再生。世界でも類をみないプラスチック燃料専焼の火力発電所

独自の管理システムで、万全な環境対策を実現しています。

ダイオキシン等の有害物質を発生させないために、燃料となるプラスチックについては、品質基準を設け、厳しいチェックを行っています。

サニックスエナジー
苫小牧発電所

所在地
北海道苫小牧市字農場504-4
発電出力
74,000kW (一般世帯の約2万4千世帯をカバーする電力量に相当)
運営
株式会社サニックスエナジー(株式会社サニックスホールディングス連結子会社)

廃プラスチック
リサイクル・
資源循環型発電の流れ

1. 廃プラスチックの回収・燃料化
(資源開発工場)

❶ 廃プラスチックを回収・運搬

資源化に進する廃プラスチックを回収し、資源開発工場へ運びます。

廃プラスチックの種類:

  • 硬質(パイプ・ロール状のシート・バレット箱等)
  • 軟質(ビニールシート・プレコンバック・フィルム等)
廃プラスチックを回収・運搬

❷ 廃プラスチックの破砕・圧縮・梱包

回収した廃プラスチックを確認、資源開発工場にて150mm以下に破砕、圧縮・梱包(燃料化)します。

資源開発工場にて破砕

資源開発工場にて破砕

回収した廃プラスチックを確認。150mm以下に破砕します。

圧縮・梱包・ラッピング

圧縮・梱包・ラッピング

破砕したプラスチックを圧縮・梱包し、ラッピングします。

廃プラスチックの破砕・圧縮・梱包・一時保管

❸ 運搬・一時保管

ストックヤードへ燃料を運搬

ストックヤードへ燃料を運搬

プラスチック燃料を燃料保管ヤードへ運びます。

燃料保管ヤードへ一時保管

燃料保管ヤードへ一時保管

運搬された廃プラスチックを一時保管します。

2. プラスチックリサイクル燃料による発電(サニックスエナジー苫小牧発電所)

※苫小牧発電所以外に、製紙会社へも燃料を供給しています。

❹ 発電

サニックスエナジー苫小牧発電所にて、30mm以下に再破砕、その後、ボイラーに投入し、発生した高温高圧の蒸気で、蒸気タービンを回転させ、発電します。

発電所にて整粒加工

発電所にて整粒加工

30mm程度に整粒加工し、発電用の燃料になります。

エネルギーを生成

エネルギーを生成

ボイラーに投入し、発生した高温高圧の蒸気でタービンを回転させ発電します。

プラスチック燃料による発電フロー

❺ 送電

プラスチック燃料1kgが、電球(60W)1個を40時間点灯させる電気になります。

送電

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